BURIAL
CHEMZ/DOLPHINZ
進化を続けるBURIAL。こんな男いるであろうか。コロナとともにアッパー化しはじめしかもDJが寝ていてもいけるロングトラック・プログレッシブ化&サンプリングしまくりのマッシュアップ技法をアップデートさせたかのような神業クラスの構成...といった女が変わったなとしか人間ならば理由が見つからないほどの変化ではなく進化はつまり彼が人間ではないことを意味する。あくまでフロア頼りではなくそこにファックサインを向けるかのような音色が奏でる物語はなのになのにポップ・ミュージックとしてそこに存在しそれぞれまた完結している。それは彼がアルバムを発表しない理由を示しているのかもしれないがそんなことはどうでもいいのだと思う、たぶん。12分31秒、Bサイドの海面アンビエント"Dolphinz"は9分2秒。限定。