CAROLINE POLACHEK
PANG
貧困の悲哀よりも本物のパンクスの悲哀や金持ちで美人な本物のアーティストの悲哀の方が泣ける理由は簡単で貧困など我々ごときでも今すぐにでもなれるのである。ただし貧乏人がとんでもなく頑張ったとしても本物のパンクスや本物の金持ち美人な本物のアーティストになれる可能性は0.00001%もない。なので貧困に悲哀などはない。本物のパンクスの涙に勝てないやしないもの。そして本物の金持ちで美人でアーティストのCAROLINE POLACHEKはもっと泣いてもよいはずなのに君に泣き顔をなんて見せない。だから言ったじゃないか偽物は悲哀を見せびらかすと。最近とても反省の色が良い方向に向いているPC Musicの面々DANNY L HARLEがエクスクリューシブ・プロデューサーとして名を連ねながらその座は譲らない女性の遠慮のなさ、それは彼女たちの武器であり特権である。そんな力強さはとんでもなくザ・カルチャー。全人類はもちろん性別人種問わずそれの道に向かうべきである。なぜならば悲しみは我々の武器であり進化とはその積み重ねであり、そしてそんな人類の歴史の一瞬を生きる我々のBGMはこのレコードであるべきである。それも一瞬のことかもしれないけれど君の悲しみも一瞬のことだと教えてくれるだろう。あと"So Hot You're Hurting My Feelings"はポップなのに泣ける。