FIFTEEN
BUZZ
まさかコレが評価されリイシューされるとは。といっても私は当時ヴァイナルが出ていたことを知らなかった。80年代後期CRIMPSHRINEというパンク・バンドを組んでいたJeff Ott(その時若干12歳!)とJack Curranが1991年に結成し名門パンクレーベルLookout!から2枚のアルバムを発表後レーベルを離れ、90年代初頭から中期、オルタナやグランジそしてメロコアなどアメリカン・インディ・ロック・バンドが注目されるもその不在のなさからほとんど評価のなかったと思われるアメリカはニューヨークのレーベルGrass Recordsから1994年に発表された3rdアルバムがReal Gone Musicよりリイシュー。パンク・シーンからも評価されるも当時はあっという間に市場からはなくなったと思う本作は、ブルース・ファンク・グランジな冒頭曲からパンク・スピリッツ前回の2曲目から青春パンクがかりながらもどこかローカルなヴォーカルと意味不明のアイデアそしてどうしようもない男泣きの鳴りがたまらない、まさに隠れた名盤。限定1,000枚Maroonカラー・ヴァイナル。Real Goneは即廃盤になります。