SAM GENDEL
FRESH BREAD
即完売していた2021年作品限定リプレス入荷。そちらもプレス分即完売している模様です。SAM GENDELはもともと4AD時代のInc.に参加したり1stアルバムはKIRIN J. KALLIANと同じレーベルからリリースされたりとジャズ・シーン以上に現代のためのオルタナティブでアーティスティックなストリート・ミュージック・シーンを代表するべき現代のアーティストである。そして本作はたしかにループなどを多用した小作品をコンパイルした彼の遊び心といったものといったよりも溢れ出すアートの欲望がまさに先に書いたようなストリート感覚にて発表された、しかしそれは現代に限ったことではないかもしれないが、よってやはり1979年代後期や2010年代初頭にみられたポスト・パンク・ミュージックの表現の仕方と形に近いと思う。楽曲作りにおいてのメランコリックな表現の仕方もまさにそれがBURIALなどを通過したような孤独として一部の者から強烈な共感を得るだろうし(世間からの支持は当てにはならないが重要なものでもある)だからそれは現代音楽風にみせたパンク・ミュージックとどうしても思える。2枚組全17曲収録。