「no you」と一致するもの
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新たなる時代のフォークとカントリーとブルースを奏でるものいれどやはり王者となるのは彼女であったか。ANGEL OLSENによる2022年のフル・アルバムが素晴らしい。自らのスタイルを発見したかのごとくこれまでの内へ向かうかのような陰鬱フォーク・ミュージックは影を隠し母性さえ感じる優しさと放たれるユーフォックは朝日をバックに我々を包み込み明日とその先に光を差し行くべき場所を教えてくれるであろう。全10曲、捨て曲なし、トータルプロデュース完璧、この手で買うならこの盤。[Read More]
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2003年にアラバマ州の非営利芸術団体The COLEMAN CENTERがアーティストSTUART HYATTを迎え地元の市民や社会的グループ、学校の子供たちと共にレコーディングしHYATTの祖父母にパッケージの組み立てを手伝ってもらい(そしてそのジャケットはグラミーのパッケージ部門にノミネートされ今回LCD SOUNDSYSTEMなどのアートワークを手掛けるMike Vadinoの手によりLPサイズにディレクションされている)2005年に発表したCD-R作品がDFAに発見されタイトルであった「The CLOUD」名義にてマジ豪華クラフト・ストックのゲートフォールドに歌詞、ライナーノーツ、写真を掲載したティップイン・フォールドアウトが付属しフロントにはモコモコの雲が描かれレーベルが『だからコレまじ金かかってて高いんで』という仕様にて正規リリース、2022。内容は素晴らしい。SUFJAN STEVENSの本当の魅力をわかっている人やDIYパンク・スピリッツを本当に持っている人なら打ちのめされるに違いない、しかも"No, You Can't Take Them"というとんでもないピアノ・ソングも収録された全7曲。限定250枚。[Read More]
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この世が生んだ俳優でミュージシャンな人間では過去最高の男であるのに世界は気づかない。その世の中とはいつもそうだ。大事な人や大事なものはいつも後回しである。残念であるがそれはおそらく人間とは一気に進化してはいけないものであるからだと思う。でも我々は一気に行かせてもらおう。今日も明日も人類を置いてきぼりにするのだ。CALEB LANDRY JONESのは最高だ。パンクとグラム・ロックの良いところどりしてしっかりとアート枠に着地しながら敷居は高くない。ストリート・ミュージックとはそういうものでストリート・ミュージックでなければ意味はない。死んでからのことなど考えてる暇がないと言っているのと同じ意味であるから気が合わない人はそうは思わないかもしれないけれど気が合わない人と一緒にいる時間ほど人生の中でもったいない時間はないのでなるべくそういった人間からは離れた方がいいと思う。色々難しいことかも知れないけれど案外やってみると簡単だったりするものだしCALEB LANDRY JONESの音楽なんてまさにそれで聴いてる最中は友人なんていらないと思ったりもするのだけど聴き終わった後は誰かと話したくなる。矛盾なんてものがある生き物は人間だけなのだろうか。よくわからないけれどこのように脳内を何周もさせるなんて音楽だけの特権でそれを行使してくるCALEB LANDRY JONESはやはり最高だ。だから人生は矛盾だらけのまま簡単に生きた方が良いと思った。[Read More]
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インディのまんま世界を取った初の男MAC DEMARCO、2017年アルバム。ポップをストリートで歌うために生まれて来た男がアホな方向への向上心なしでただただポップ・ソングを歌い泣かす全13曲。
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いじめはダメだがそんなくじ引きに当たってしまった場合でも人生は逆襲をしなければならない。人生では何度もふてくされることであろう。どうせ嫉妬は死ぬまでやめられない。その一歩を踏み出すかまた来世にするかは君次第だが見てみろ、Aaron Maineは逆転したぞ。Aaron MaineによるPORCHES、2021年2022年ヴァイナル・アルバム。メランコリックからのアタックを効かせたアレンジ・ワークで見事表現し言いたいことと泣き言と宣言をミックスしたような疾走とバラッドが入り混じりながらも完全私節で構築した感動感激勝利の全11曲。[Read More]
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馬、カウボーイ、そして...ORVILLE PECK、ジェンダーの星、いや人類の星、ORVILLE PECK、2022年完全完璧メジャーSony産アルバム。もはやボスもいらないカントリーを超えた讃美歌もしくはパンク・ミュージック。ずっと聴く名作誕生。[Read More]
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-JAPAN EDITION: OBI STRIP+WHITE VINYL-
ロサンゼルス超絶ドラマーLOUIS COLEが過去にELLA FITZGERALD、PAT METHENYそしてHERBIE HANCOCK、さらに近年ではROBERT GLASPERなど新世代のスターとの共演も重ねるオランダの世界有数のジャズ・オーケストラであるMetropole Orkest率いる主席指揮者Jules Buckleyとの共演したコンサートから派生したオーケストラ云々なしでLOUIS COLE仕事過去最高にイケてしまったほぼ新曲による共演作品。
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JOY DIVISIONに憧れてひとまず曲を作って録音して出してもらっただけのレコード。ではない完璧にアウトなセンスを感じる、たぶん人間として生きて買っていて最後死ぬ際に「あんなレコード買ってるわ」と笑って死ねるレコード。なので買っておきます。[Read More]
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男であっても女であってもゲイであってもそうあるべきなんてものはない。と言いながら、君はゲイに求めるだろう。散々性差別云々言ってるくせにゲイは面白いこと言うべき同様ゲイはイタロ・ディスコが好きであるべきとか言いそうだ。知らぬ間にドラッグ・クイーンとなったAsh KenaziはUKギター・バンドHAPPYNESSのバンド・メンバーでドラムを叩く。男も女もゲイも右も左も無政府主義者も宗教信者も結局は我々はこうあるべきというかお前はこうあるべきと言いたいだけの人類である。しかしHAPPYNESSはここに存在した。全ての幸せは悲しみの後にとTEENAGE FANCLUBを50倍リアルにしたかのように泣く泣く泣く、泣かないならもはや君は人類ではない。少なくとも2020年代の人類ではない。全曲名曲ベスト・アルバム入り候補2020年盤。
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時代を作った、そしてこれから作る者に共通すること。他人に笑われることを恐れない、いや恐れも恥ずかしさもあなたと同じようにある。でもやった。それだけのこと。2010年代、スウェーデンと世界の若者を救い導いたYUNG LEAN、2020年アルバム。ARIEL PINK参加。このレコードがラップであってもラップでなくとも大事なことを沢山教えてくれる。それがレコードであるべきレコードだ。全16曲。[Read More]
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スイスのヴェテラン・ポスト・メタル・バンド、KNUTとABRAHAMによって構成されると言うマッシブ高山ドローユニット(自称)STROM|MORTS。WILD DAUGHTERのライブ盤カセットを出してた事で既に保証The Trilogy Tapesに近い感覚の実験性、さらにTTTよりもアンダーグラウンドなDIYが好感の(しかもオーナーは知る人ぞ知るLIARSやHTRK周辺UKド変態カルト・バンドNO BRAのDALE CORNISH!)よりの1本。両サイド、ムーグ・シンセをメインとした37分のロング・ドローンが輪廻転生の宇宙へ引き連れるネイチャー・サイケデリック作。100本限定ホワイト・カセット・エディション。
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なんだか気分の晴れない日はこれ聴いて邪気を払うべし。JOHN FRUSCIANTEもお気にプロデューサーCOCO BRYCEなどリリースするジャーマンレーベルSozialistischer PlattenbauのDubcoreシリーズ21番。根アカなハードコアはみ出るシャキシャキの刻みにミュータントなネタ、定番フレーズ使いにアッパーなシンセの連打で飽きさせることを知らぬままやんちゃに燃えつくす曲のバラエティもグッドな4トラック入り地下パーティ・ジャングル盤。[Read More]
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NO WARNINGのフロントマンでありFUCKED UPの最重要メンバーとしても活動したBEN COOKによるソロ・プロジェクトYOUNG GUVから「もう若くないしラッパーと間違われるのにも飽きた」とGUVへと改名し発表したマッドチェスターやブリットポップ・フィーリングを大胆に導入した2026年作品。
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未発表だった3rdアルバム「Return Of The Ranters」がリリースされたのをきっかけにロンドンのCafe OTOにて30年ぶりのライブ活動を復活させていた再評価著しい1980's UK Post Punk集団NORMIL HAWAIIANSがなんと35年ぶりに新曲をリリース。しかもUpset The Rhythmより限定7インチにてということからわかるように一切の衰えなしというか成長なしのエッジー出まくりアヴァン未満のダウナー・ポスト・パンク・チューン。限定500枚。[Read More]
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君の言う夢と僕の言うそれとは全く違うものだし君が行きたい場所と僕らが行きたい場所も全く違う場所。よってこのレコードは君には必要ないものだ。MELODY'S ECHO CHAMBER、リアルに復活2022年3rdアルバムに泣かない人間とは離れていれば良い。と断言するほどに愛し愛され生きるあなたのベスト・アルバム。がんじがらめの実生活、言った言わないなんだか複雑な人間関係、いつまで経っても寂しがりやの強がり屋。フレンチ70'sサイケデリック・ムーヴィが生む万華鏡のようなドリームとファンシーショップにいる乙女のようなのドキドキ感(男性も実は大きく持つものだ)そして手が届きそうで届かない特別な距離感による本作は正しい場所へ誘う唯一の手段と思う2022年記念の一枚。
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-LTD. CLEAR VINYL- これまで全てのシングルが即完売記録を作ったVERONICA FALLSのヴォーカルRoxanne Clifford嬢ソロ、PATIENCE。ついに到着、2019年ハイライトな1stアルバム。青春の葛藤のごとく駆けていくNEW ORDER直系のベースラインにSTRAWBERRY SWITCHBLADEの師弟関係が生むファンタジー・インディ・フロア。確かにそれ以上でもそれ以下でもあるかもしれないけれど今この時の彼女と君は1年後にはもういないこの場所を忘れてもこのレコードはまたいつか君のそばで回ってくれることであろう。それまでもとんでもなく。全10曲。[Read More]
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青春とは。そう、君のはもう終わった。思い出すな、もう終わったのだ。なに?青春などなかっただと?だとしても青春があったであろうあの時期以上に良いことなど君にはもう起きない。だからやはりあの時期は君にとっての青春だったのだ。がっかりだろう。そうだろう、君はがっかり君だ。なぜなら君は与えられることに慣れ過ぎた大人。あの頃は何もかも若さに与えられただけだと言うのにいやはや随分呑気に過ごしたものだな。やっぱり君はがっかり君だ。なのに今日も君はRAT COLUMNSことDAVID WESTに与えられようとしている。それは違うと思う。彼は今も青春を作ろうとしているし、しかももがいてもがいて君の分までもがきながら、だから今日もこのレコードを青春にしてる。さらに彼は結果などには全く興味がなくまた明日も青春を作ろうとする。なのに私たちは彼に青春を与えられるのみ。我々はこのままでいいのであろうか。青春とはDAVID WESTがしてるような瞬間のことを言うのかもしれないと我々は気づきかけてるのに。君に教えよう、今だ。今なのだ。聞いたところによるとどうやら青春は終わらないらしいな。[Read More]
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=BACK IN= クソ良い。2010年代に登場したアメリカのワシントン州のオリンピアのポスト・パンク・バンド、最近でもLITHICSやHOUSEHOLDなども最高なのですが、にしても彼女たちはとびっきりに素晴らしい。Pascal Luther, Aidan McNellis, Jenna DiMiccoそしてElla Sveteの4人組。The SLITS ~ RAINCOATS直系のクラッシュ・ポスト・パンクにRiot Grrrls...などと書いたらいつものアレかと思われると思うのでもう書きませんが、なんというかセンスが全然違う、センスや感覚とかいうものは万人が共有するものではないので本来は言葉にうまく出来れば良いのですが、しかしどう聴いてもどう見ても鳥肌ものの最高なバンドを前にして共感などを無理やり他人に求めることなど重要なことなのでしょうか、などとは職務怠慢なだけですがつまりここ数年間ではこの手ではダントツのバンド。とっくに夢中です。顔も素晴らしい。こちらは2018年出たばかりの2ndアルバム。限定500枚。[Read More]
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-特典オリジナル・ステッカー-
世の中には天才だと気づかれていない天才という者がいる。そしてどこかの天才がアイツは天才だと言った瞬間みなは突然彼や彼女やそれ以外を崇めるのだ。そしてこの私も未だかつて誰にも天才と言われたことのないそのひとりである。そして私は言う。ETHAN P. FLYNNは天才だ。しかしこの場合お気づきのように「W気づかれていない天才」という図式が生まれよってあなたにとってはどこにも天才がいないという状況である。つまりここに於いての問題はただひとつ。あなたがふたりの天才を気づいていないということである。...恥じろ!恥じてこのレコードを買いなさい。なぜならETHAN P. FLYNN、待望の正式1stスタジオ・フル・アルバムは天才による傑作だからである。みなが良く考えなくとも天才と崇めるあのDAVID BYRNE。若きロンドンの天才集団BLACK COUNTRY, NEW ROAD。天才UKラッパーSLOWTHAI。天才プロデューサーVEGYN。そして天才アイコンFKA TWIGSなどなどといった天才集団からラブコールを受けこれまで彼らの作品をプロデュースしてきた24歳のETHAN P. FLYNNによる本作はまるでBLUR...
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2010年代のオージー・インディ及びパンク・シーンを牽引した重要人物TOTAL CONTROLのAl Montfort (DICK DIVERにThe UV RACEのメンバーでもある)とあのオージー最強女子軍PRIMO!のAmy Hill (CONSTANT MONGRELのメンバーでもある)によるデュオSLEEPER AND SNAKE。The PASTELSがFlying Nun入りしてYOUNG MARBLE GIANTSとNo Wave的アイデアをあくまでポップ・ミュージック及びコンテンポラリー・ミュージックとして鳴らしたかのごとく(それはつまりPRIMO!の実験的アップデートともいえる)完全無欠の牧歌ポスト・パンク・ソング集。[Read More]
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-LTD. ACIDIC MULTI COLOR VINYL EDITION- 6年ぶり双子であるJackとGeorgeのBarnett兄弟のみとなったイングランドはロンドンの孤高となった2019年4thアルバム。誰も手を伸ばさなかったけど僕は気づいたDAVID SYLVIANから受け継いだ歌声とだからこその現代のメランコリー。なのにCURRENT 93のDavid Tibetをフィーチャーし目を瞑れば広がる暗闇に漂うベルベットすれすれの水面が映し出す己の姿(なんて細いままなのだ!)を確認しながらあの時は女神だと思った工業的な裸体と僕は踊る。2019年ベスト・アルバム・トップ10入り早くも決定盤。[Read More]
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=BACK IN= -LTD. BANANA YELLOW COLORED VINYL- 大人になると本当にダメな大人になるのはもはや許して欲しい。多分キミもなるのだから...しかしダメには良いダメと悪いダメがある。そして彼らは良いダメの代表かと言うのかと思いきや大間違いいやはや全然悪いダメダメダメの上塗りの挙句にもはや良い大人と我々を勘違いさせる...そうだグラス片手にジャジィする巷のちょいわるおやじを全員抹殺しろ、これぞ大人の進化系、これぞダンディ・ミュージック。MEATRAFFLE、2019年アルバム。IGGY POPとMARC ALMONDを足してFAT WHITE FAMILYド直系する、そう彼らのおかげで我々は腹の底から2010年代の全てを理解できた。DAVID BOWIEが生きていたらなんと言われようが彼らを支持したに違いない、キミが世間なのかそれ以外かの境界線はここにある、2010年代の最後を飾るその一枚。[Read More]
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なんという女性なんという人間、PHOEBE BRIDGERSは実は思考を絶え間なくしており、だからこそ本作を完成させた。メランコリーは結局自分勝手で自己満足で相手の優しさに甘えて鳴らすそれがミュージシャンの仕事ならばアーティストの価値はないのだけれど、彼女のそれは暗闇から(きっとここは過去)未来への道しるべを店頭させてる。それはこのジャケットのように思ったより暗いけど見逃さない君は大丈夫まだ見えないけど明るい未来はすぐそこにあって、不安なんて自分が勝手に作っていたものだと知る。なんというポジティブなメランコリーは突然ポップに京都への思いを歌いそれはまるでコロナに翻弄された僕らを予期してたかのようで、しかしポップ・ミュージックもロックもパンク・ロックでさえもそんな大したものじゃないのは僕らはわかっていて、彼女はでも歌う。ついでに笑顔も絶やさなくなって。2020年傑作のひとつ。全11曲。