2021年12月アーカイブ
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サンフランシスコはリッチモンドに住むTEENAGE PANZERKORPSにFWY!やART MUSEUMSなどなどなどのバンドでSiltbreezeやSoft AbuseやSkrot UpやWoodistなどからおそらく100作品ほどをリリースしまくりながらもほとんどの作品をレア化させるオタクいながら極悪というとんでも親父Edmund XavierことGlenn Donaldsonがご近所さんたちと組んだバンドThe REDS, PINKS AND PURPLES、なんと2020年アルバムに続き早くも2021年アルバム。FELT ~ EASTERHOUSEといった1980年代のCherry Red ~ Rough Trade直系ネオアコ疾走泣き泣きのそれは最近のBLACK MARBLEファンも巻き込む感動のといいながらどこか恐ろしいワイアード感に包まれるドリーム・ギター・ポップで私は死ぬ買う。[Read More]
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Burger事件により葬り去られたMEMORIES亡き今、彼らしかいないThe LEMONS、2021年アルバム。17の海を渡りながら海賊船にてラジオ番組を放送するThe MONKEYS ~ The PARTRIDGE FAMILYミーツThe MEMORIESばりの傑作DIYキッズ・ポップが全17曲。[Read More]
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フィーメール・バンドTEEENのメンバーLIZZIE LOVELESS、ソロ・デビュー・アルバム。TEEENスピリッツばっちりの雰囲気は残しつつインディx・ドリームも大きな舞台のまま輝く全10曲。[Read More]
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Don GiovanniよりJEFF ROSENSTOCKが率いたバンドBOMB THE MUSIC INDUSTRY!のキーボーディストであったニューヨークのLAURA STEVENSON、2021年アルバム。プロデュースはSONIC YOUTHやDINOSAUR JR.そしてKURT VILEを手がけたJohn Agnello。[Read More]
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The LEMONSなどをリリースし素晴らしいローカル・レーベル臭を出しまくっているWe Are Busy Bodiesよりこれは狙い目BEACH BODY、2021年アルバム。2020年春にサスカチュワン州北部の人里離れた森の中にある小屋にこもり夏にはレジーナの葬儀場を改造したスタジオにてレコーディングしたというのが超納得のWOODS ~ MAC DEMARCOをさらに自然体牧歌ドラッグしたかのようなエコー・バカンス・インディ・ドリーム。全8曲。[Read More]
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なんとNFLのプロ選手であったアントン・エクサムによる2021年デビュー・アルバムはスポーツであろうともカルチャーが大事と示す歴史的な一枚となるかもしれない。しかもマジラップではない。まるでJPEGMAFIAとKIRIN J KARINANに無理やりテンション上げさせられたGENESIS OWUSUがミックスしたかのようなインデイ・ファンク・ワイアード・ドリームそしてラップそしてポップ。グレイト。[Read More]
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例えば数年前ノームコアを指差し笑っていた世間は今何知らぬ顔でキャップにTシャツINして原宿を闊歩している。このように社会が与えた裏付けのない「自分を信じて」という無責任な言葉が私たちを思考停止させ身勝手な人間とするのであった。だが私たちは止まらない!NOTHING CAN STOP US!...と、今日もどうでも良い話をこの金ピカジャケットに写る自分に話す。そんな私が自分を信じれるはずがない。だから今日も時代のレコードに従う。つまりCONFIDENCE MANの2018年デビュー・アルバムは完璧だ。まるで「Screamadelica」とHAPPY MONDAYSとRIGHT SAID FREDとDEE-LITEを足してオージー・カルチャーで割ったのような音楽、そしてオシャレなのかわからないこの風貌(実は超オシャレ)、さらに外人とは思えないほどぎこちない決まらないダンス。ああ、またいつものように彼らを指差し笑うのであろう。そんなあなたたち世間こそが時代に笑われていることも知らずに。2018年、年間ベスト入り完璧決定盤。[Read More]
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1990年代初頭にデビューし初期のSlumberlandなどから作品をリリース、APPLES IN STEREOなど当時のUSAインディ・ギター・バンド・シーンと共鳴、エレクトロニックやクラウトロックなど実験的なアプローチを挟み2000年代中頃まで活動。その後の2000年代後半から2010年代にかけての西海岸を中心としたUSAギター・バンド・シーンにも多大なる影響を与えた影のレジェンド、LILYSが1996年に発表しレア化していた傑作アルバム、2021年Reissue。UKのシューゲイズ・バンドの噂を海を越え自身のルーツである60'sサイケデリック・ミュージックをブレンドし90年代に輝くオリジナルとした中においても最重要盤。[Read More]
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2000年代FRANZ FERDINANDなどとともにUKインディ・シーンを牽引したシェフィールドのThe LONG BLONDESが2006年に残した傑作1stアルバム、発売15周年記念Reissue。SIOUXIE AND THE BANSHEESやBLONDIEの感覚をいち早く自身のものとしシーンを築き上げた彼らによる全12曲に当時のプロデューサーであったPULPのSteve Mackeyによるリマスター+シングル群のBサイドを11曲追加。限定。
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WORKING MEN'S CLUBは世間な大人や物知り顔の若者たちの嘲笑を尻目にさらにインディ・キッズさえも敵にしながらしっかりと自分たちの場所を自分たちの力で手に入れた。本気の若きカウンターWest Yorkshire出身男女4人組、待望のすでに興奮2021年ニュー・シングル。パンク・ミュージックが生んだ大人と社会とそして自分たちへ向けた反骨精神そして新たなる快楽フロア、それは90年代初頭のマッドチェスタームーブメントな時代でさえもなかったダンスとエレクトロニックとフロアとそして確かな青春と未来。A1.X (Paranoid London Remix) A2.X (Minsky Rock Remix) B1. X (Paranoid London Instrumental) B2.X (Minsky Rock Instrumental). 限定。[Read More]
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ベルリンのバンドCLEAR ISTORY、Upset The Rhythmが責任もってヴァイナル・リリースすることとなった2021年アルバム。これはUpset The Rhythmが出す気になったのも納得のセンスとオリジナルを見せつけるBODEGAにヨーロピアン・ポスト・パンク・フィーリングを加えたかのような現場感が最高のポスト・パンク秀作盤。限定500枚。[Read More]
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僕のゲイの友人たちは社会との戦い方を知っている。僕たちは、そして君の戦いは本当の戦いと言えるであろうか?まるで彼らの国家を独唱するかのように始まる筋肉バッキバッキのミュージシャンMARCUS WHALEの初となる2021年アルバムは本当の勇気と感動を与えてくれる作品だ。ARCAとPERFUME GENIUSとSOPHIEの間に立たせてあげたいといったわかりやすい例えに彼はきっと知らないだろうがEYELES IN GAZAの哀愁ポスト・パンク・フィーリングを加えたようなセンチメンタル・シンセ・ロマンス。最後まで泣ける。限定。[Read More]
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1991年にフィラデルフィアで結成されたBARDO PONDが1996年に発表し長らく廃盤となっていた2ndアルバム発売25周年を記念した最新リマスター2枚組パープル・ヴァイナル仕様Reissue。[Read More]
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DAISから登場したスペシャル・バンドSPICE、2020年1stに続く2021年限定7インチ。エモ以上の疾走によるシューゲイズ・ファンも魅了しそうなポジティブなNOTHING的一発。限定。[Read More]
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ベイエリアの女性Tia CabralによるSPELLLING、Sacred Bonesより2021年3rdアルバムで完全覚醒。時代を察知し過去のダークネスを極力捨てたまるでKATE BUSHとLINDA LEWISを足したゴス・メロウ・ソウルかのようなオリジナルを築いたカウンター盤2021。[Read More]
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映画人また演者から音楽を奏でるものは世界でも日本でも多く存在するがそのほとんどが自身のカルチャーと存在を自ら陥れとんでもなく恥知らずで傲慢な行為だと彼らは全くいないのは結果その業界はろくでもないことを証明している。VINCENT GALOは正しかった。本当にVINCENT GALOだったと驚いたほどだ。そして彼以上に世間と世界が現在進行形でもっとも気づくべき存在がこの映画「X-Men: First Clas」やドラマ「スリー・ビルボード」で一躍有名な俳優となりそしてJIM JARMUSCHと出会いその紹介でSacred Bonesから音楽作品を発表するCALEB LANDRY JONESである。2020年に発表された1stアルバム「The Mother Stone」は彼が出演する彼はそのものだとトータルすればやはり思わせそれは彼が本物の演者であり且つアーティストだと証拠しているのだが、そしてまた70年代初頭の DAVID BOWIEとFRANK ZAPPAとTINY TIMとSPACEMEN 3をサウンドトラック・ミックスしたかのようで新たなる君のヒーローの誕生を確信させたものであった。であるのに2ndアルバムである本作においてすでに彼のオリジナルは確立されていることへの驚き。でありながらパンク・バンドや50年代や60年代のパリなど欧羅巴で存在したセレブ経由のアンダーグラウンドから生まれる様々な新しいカルチャーが持っていたであろうスピリッツを正面から浴びさせられる。しかも音楽的にもプロデューサーNic Jodoinとの相性の良さにより1stアルバムからの飛躍的な成長を見せつけた。本作はどんな旅や経験や出会いより猛烈なレコード盤だ。[Read More]
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スペインのギターバンドKIWISの2020年デビューアルバムはわずか36時間で完売。今回ジャケ色違いの限定でRepress 2021。青春であるべきギター・バンドが赤裸々にポップである理由をしっかりと鳴らして示すUSAにもUKにもいない未だカルチャー先進国スペインの面目躍如誰にもバカにされないキラメキギター・バンド・アルバム。限定。[Read More]
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たまに一発来るスペインもの登場。ルックスもナイス、Alicia, Asier, JúliaそしてSònia色々なバンドに所属したメンバーが集まったMELENASに続くスペイン産ギター・バンドETERNA JOVENTUT、2021年1stアルバム。疾走、疾走、また疾走。そこに正しいDIYとインデイ・スピリッツ、そして胸を張ったポップとロマンチック。カルチャーなければただの傷の舐め合いになるサウンドをここまで正しく鳴らせたアルバムに出会うことは難しいBUYな全12曲。[Read More]
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一瞬で完売したカセット、再入荷= HOT CHIPのJoe Goddardの作品にフィーチャーされたりPC Musicと絡んだりそしてVEGYNのPLZ Make It Ruinsから2018年にデジタル・シングルを出していたロンドンのHarriet Zoe PittardによるZOEEの2021年カセット・アルバム。限定。[Read More]
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POOH STICKSのフロントマンHue WilliamとTALULAH GOSHのAmelia Fletcher、そしてHEAVENLYのRob Pursey、さらにDEATH IN VEGASのan Buttonによるニュー・バンドSWANSEA SOUNDによる2021年1stアルバム。[Read More]
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Wisdom TeethボスK-LONE、久々のフロア向けシングルはキラー。ロンドンのシティ・コンクリート・フロアにど直球で鳴る爽快な1曲目から多彩かつ盤石なUKベース・トラックをさらに3トラック披露する外さぬ4トラックいり12インチ。