2022年7月アーカイブ
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ロンドンのFRANCESCA MACRIによるSYSTEM OLYMPIAが2020年に自主レーベルにて発表し一瞬でレア化していたカルト盤が限定リプレスされ日本では私も知らぬ間にBIG LOVEエクスクリューシブ(たぶん)にて入荷。1980年代のRAH BANDにGENEVA JACUZZIのマジックさらにのCHRIOMATICSというよりは映画「DRIVE」のロマンチックをストロベリー・シェイクし18禁にしたかのような今この瞬間すでにオブスキュアな特別盤。限定500枚、ほぼもうなさそう。[Read More]
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随分前から指摘しているように世界のエレクトロニック・ミュージシャンはおそらくあと10年くらいは同じことをしていても生きていけるであろうその恵まれた環境に鎮座せず進むべき道をいち早く発見した者のみ未来とカルチャーを掴みとる。パンデミックを経て"わかっている"者たちの数人かが行動を起こし素晴らしい作品を発表しているがそしてMood Hut組。正直個人的にはそのままそのぬるま湯に浸かり溺れていくのであろうと思っていたのだけど土地柄のDIYスピリッツからであろう。完全に見つけてしまっている。そしてそのメイン・キャラであるはずのJACK Jの2022年に発表した本人初となるフルレングスは昨年のSUZANNE CRAFTのあっと驚くアルバムに被せて全てを自分の物にしてしまうかのようなドリーム。ネオアコゾンビには出来ない軽やかな疾走感、田舎のエレクトロニック・ミュージシャンからは指を刺されそうな危なかしいヴォイス、だからこその反逆精神とだからこそのドリーム、TORO Y MOIの素晴らしいのに何か惜しいいラインを埋めるインディペンデントなどなど、もうこれでいいんじゃないかと今日もターンテーブルに乗せるであろう2022盤。初回プレスは即完売した模様です。[Read More]
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2000'sに登場した衝撃のキッズ・オルタナティブ・トリオBlackblackのメンバーで(メンバーで姉は元POCAHAUNTEDのDIVAことDiva Dompe)お父さんはBAUHAUSのドラマーKevin Haskinsという私が最初に会った時は13歳くらいだったLola Dompeが大人になって結成しあのJ DILLAやJOHN CARROL CARBYなどが所属する名門Stones Throwと契約した3人組AUTOMATIC、2022年2ndアルバム。初期JESUS AND MAEY CHAINが初期Factory Records経由でMuteに所属しDEPECHE MODEと共にDaniel Millerにプロデュースされ現代のL.A.シーンに単独させたかのようなシンセ・ポスト・パンク全10曲。[Read More]
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レコードがすべてレア化するなど噂のマンチェスターのThe GOA EXPRESS、2022年限定7インチ。The STONE ROSES直系のライブ・ハウスとフロアのスウィート・メロディを2010年代以降のブリティッシュ・インディ・スピリッツで疾走させるブライテスト・ホープ。[Read More]
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Dan Carey率いるSpeedy Wundergroundの7インチ・シリーズにマンチェスターの未来のレジェンドJANE WEAVER、登場。Finders Keepers主宰のANDY VOTELに見出された彼女によるまるでSQUIDをバックにつけたSTEREOLABとSAINT ETIENNE合体プロジェクトのごとくブリット・サイケデリック・ドリーム・ボムをドロップ。限定500枚ハンドナンバリングナンバー付き。
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デトロイトA. OMAR MEFTAHとTHEO PARRISH直系THOMAS XUとのコラボレーション・ドラッギー・デトロイト・シンセ・メタル・スペース・ボックス。限定250枚。
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モントリオールのハウス・プロデューサーPATRICK HOLLANDによるデビューアルバム。TOPSのメンバーが参加していることも示すようにフロアとインディとモントリオールが見事にブレンドされたドリーム・エレクトロニック盤。[Read More]
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爆発ニューオーリンズの4人組、Rough Tradeから限定7インチ。すでに限定、ソールドアウトの模様です。[Read More]
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英国Apronとアムステルダムのストリート・ファッション・ブランドPattaによるコラボレーション・コンピレーション。ストリートとベッドルームの間にDIYとエッジーとフロアをミックスし存在させるシンセ・アタック。Apron専属SHAMOS、STEVEN JULIEN、NCAからのアルバムがキテいたBRASSFOOT、同じくNCAから12"を出していたL.A.のAshTreJinkins、J M S KHOSAH、そしてでたエロティック・カルトSYSTEM OLYMPIA、BBCのDJ Trevor Nelsonの娘でもある噂のロンドンのSHY ONE参加。[Read More]
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LOW JACKやL.I.E.S.のボスRon Morelliとコンピ12インチをリリースしているフランスのプロデューサーJ-ZBELのファースト・フル・アルバムが自らのナイス・セレクト・レーベルBrothers From Different Mothersよりリリース。LOW JACK好きは即座に食らいつくダンスホールとUKレイブのエナジーとディープハウスの浮遊感にフランス的80'Sロマンをパラパラと振りかけて全フロアにアタックする丁度今欲しいテクノ・ダンスホール2LP。マスタリングはこちらも保証L.I.E.S.のKrikor Kouchian。[Read More]
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アレクサンダー・スカルスガルド、ニコール・キッドマン、アニャ・テイラー=ジョイ、イーサン・ホーク、ウィレム・デフォーさらにビョークなど豪華出演による「ウィッチ」、「ライトハウス」を手掛けたロバート・エガース監督初の大作2022年映画「ザ・ノースマン」のサウンドトラックアルバム。[Read More]
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カナダを代表するロック・バンドとなったFUCKED UPはじめ復活したNO WARNINGやMARVELOUS DARLINGS、ガレージ系ROOMMATESやThe BITTERS、さらに80'SロマンスなYACHT CLUBなどなど彼以上に音楽の幅が広くそして表現しなにより作品として残しているアーティストBEN COOKによるソロ名義YOUNG GUVによる2022年アルバム。TEENAGE FUNCLUB ~ MATTHEW SWEETの90'Sラインをそれ以上の極上メロディといった楽曲群をベースにさらなるキラメキネオアコ〜ソフト・サイケデリック・ポップから1980'Sニューロマ風味のディスコティークまでそれが完全にYOUNG GUVオリジナルの全24曲収録2枚組アルバム。[Read More]
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スケートボーダーDanny GarciaがDIY哲学を武器にすべての楽器、ミックスなどを学び実践し完成させた音楽作品がColemine傘下のKarma Chiefより2022年1stアルバム。本作はスケートボーダーによるミュージック作品の上位に並ぶことになるであろうイーストL.A.のフリーウェイからの臨む蜃気楼を浮かばせるメロウ・ソウル&ポップ・ノスタルジア全10曲。[Read More]
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オハイオのBUFFALO KILLERSのメンバーでBLACK KEYSのバック・バンドのベーシスト及びギタリストととしてもツアーに帯同したZacharyとAndyによるGabbard兄弟The GABBARD BROTHERS、Colemine傘下のKarma Chiefよりリリースされた2022年1stアルバム。BUFFALO SPRINGFIELD ~ JAMES GANG影響下によるレイト60'S〜アーリー70'Sサイケデリック・アメリカン・ロック盤[Read More]
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-LTD.METALLIC SILVER+4曲収録されたボーナス・ディスク+ホログラフィック・ゲートフォールド・スリーブ+12ページ・ブックレットによるデラックス・エディション。 何?俺が汗だくだって?は?これが汗に見えるか?これは汗じゃない。これはな...汁だ!汁化するものつまり液状化するものはろくなものがない。しかも汗と汁はほぼ同じのようで一本足りないというこれまただったら百本足りないと言われた方が良いほどに凄く嫌な感じがある。であるのに敢えてそちらの方へ飛び込んで行くせっかくの元TAME IMPALAというキャリアを台無しにする男Nick Allbrook率いるPOND、2021年アルバムはまたしても過去最高のエッジーと汁と汁と汁。つまり簡単には近づけない、その危険信号は、手を握るだけで妊娠すると言われた火野正平、一緒にピザ・マルゲリータを食べただけで妊娠すると言われるパンツェッタ・ジローラモ、私が住んでいたマンションでグラドルたちと秘密の合コンを開き取材人が群れ私が大変迷惑をした東幹久、そして30年前私のガールフレンドを普通にナンパしたマイケル富岡を足してフレンチ・シンセなCERRONEとDAFT PUNK新旧?二大巨頭と間にBIG AUDIO DYNAMITEと90年代マンチェマス派のJESUS JONESとEMFで割ったようなこんなご時世になんですがパワーがハンパない2021年の誰も言わない傑作のひとつ。[Read More]
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ブルックリンよりGENEVA JUCUZZI ~ PATRIARCHYへの回答的シンセ・サイコ・ポップ女子ATTIA TAYLOR、2022年アルバム。[Read More]
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ブルックリンのプロデューサーSPENCER ZAHNがパンデミックの最中に制作した本作は過去の作品とは一線を画したピアノとベースによる作品。彼のギターバンドやポップバンドのプロデュースワークを経て生まれたサティとも坂本龍一ともまた違うセンチメンタル・ピアノ・ジャズ・アルバム。[Read More]
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DICK CLARKの1963年作品「American Bandstand」にラテン系アーティストとして初めて出演したこともあるチカーノ・ソウルの伝説Sunny OzunaにBig Crownが2年間説得を続け再発の許可を得てついに発表されたSUNNY AND THE SUNLINERSコンピレーションの第二弾はヒット曲、"Sitting in the Park"などのカヴァー曲に加えさらなるレア曲などを収録した極上メロウ・ソウル盤。限定。[Read More]
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2022年7thアルバム。[Read More]
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-LTD.JAPAN EDITION- 2022年2ndアルバム。[Read More]
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2022年[Read More]
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CINDYのKarina GillとのバンドFLOWERTOWNのMike RamosがメンバーのAPRIL MAGAZINEのこれまでにリリースしていたカセットなどに収録されていた楽曲をレコード化したコンピレーションがTough Loveから。VELVET UNDERGROUND ~ 初期PRIMAL SCREAMそしてSarahのSEA URCHINSのデモのようなシンプルでいながらもCINDYのごとくDIYセンチメンタルがハートと過去ではなく未来へ届く全12曲。[Read More]
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OTTO名義にてBureau Bなどからアルバムも発表しているAlexander Arpeggio,とCid Hohnerジャーマン・シンセ・デュオが2015年くらいにやっていた別名義AUFGANG BにてカマしてきたオーストリアのレーベルNeubauからの限定7インチ。自身のアナログ・シンセ愛を普段の位置からさらに地下へドロップしたDEMOという名のこれまでリリースされていなかった曲によるMAJI盤。限定数でめちゃ少なかったみたいで一瞬で完売してる模様です。[Read More]
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リヴァプールとマンチェスターの少し上、プレストン出身のUKのデュオWHITE FLOWERS、2021年に発表され支持された1stアルバム「Day By Day」に続くパンデミックの最中に制作された12インチ、2022年。プロデューサーにPJ HARVEYやPORTISHEAD、そしてPERFUME GENIUSを手がけたAli Chantを迎え制作された本作はアルバムを超えるメロディラインを加えてきたから驚く間違いなく彼らの最高傑作曲のタイトル曲はじめBEACH HOUSEのドリームをCOCTEAU TWINS寄りの白昼夢に誘う彼らの耽美サウンドがある意味頂点に達してきたことを確認する全4曲。限定750枚。ソールドアウトしているようです。[Read More]
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Jean-Charles DelarueとJérôme Leméeが率いるフランスのバンドZUSAMMEN CLARK、普通そうでかなりヤバいレコードならここにあるフランスはパリのBruit Direct Disquesより2022年1stアルバム。FELTやGO-BETWEENSそして90年代初頭のヌーヴェルヴァーグ・ポップ、実験性豊かなその奥のフレンチ・アンダーグラウンドをミックスし...つまり今こんなのに出会えないこの時ではないにしてもこの瞬間の一枚。最高。[Read More]
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Tough LoveよりシアトルのデュオSTAR PARTY、2022年アルバム。1980年代C86以降Sarah Reocrds登場期1986~1990年頃に登場したSHOP ASSISTANTS ~ TALULAH GOSH ~ STRAWBERRY STORYといったシューゲイズ・シーンの地下側に存在したジャングリー・ギター・ポップ・バンドたちに影響を受けたであろう疾走とフィードバックと青春の思い出が爆発する全8曲。[Read More]
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青春とは。そう君の人生には訪れなかったものだ。探しても無駄だ。そんな過去を偽証する時間があるならばこのレコードを聴くべきだ。 Allegra WeingartenとEtta FriedmanによるバンドMOMMA、2022年アルバムは必ず君の人生に青春を紛れ込ませてくれる。ふたりは高校時代に出会いバンドを結成し青春をギター・バンドにて奏でた。青春を求めるバンドは嫌うべきであるがしかし我々はその青春にも美しさと正しさを見出すことができる。なぜならばそれがレコードだからでありそしてギター・バンドであれば完璧だ。だって大人や知ったかぶりのリスナーがもっとも嫌う音楽だから。また彼らが嫌う理由は簡単で青春は人生でもう2度と手に入れることが出来ないものだと彼らは理解していて結局それは醜い嫉妬である。だからむしろギターバンド以外が奏でる音楽は青春ではないと断言したいと思う。そう、我々は誰にも嫉妬しない。そして今ここに青春を手に入れる。[Read More]
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カリフォルニア州ラ・カニャーダ・フリントリッジ出身の高校の同級生によるフォーク・デュオMAPACHEのふたりがこのコロナ禍でキャンセルされたツアーで空いた時間で制作したカヴァー集。もともと流通されていませんでしたがついに解禁。これが誰もが文句は言えないガチガチながらナイスな選曲と欲張らないアレンジにコロナで鍛え上げられたセンスがこれ以上ないほどに詰め込まれた一枚。 冒頭のイントロで誰もに幸せが降りてくるSTEVIE WONDERの"You Are The Sunshine Of My Life"、BEACH BOYSの"All I Wanna Do"、さらにThe LOUVIN BROTHERSの"On My Way To The Show"、PETER ROWNの"Midnight Moonlight"、またALLAH LASの楽曲"Worship The Sun"とBABE RAINBOWの"Running Back"、Kから作品を発表していたLITTLE WINGSの"Sandy Babe"といった友人や先輩など最近の楽曲も収録しているラインが素晴らしいとことにトドメは冒頭SADEの"All About Our Love"。[Read More]
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SMERZの傑作デビュー・アルバムのなんと楽譜。ほぼアートな限定300冊。「Smerzのアルバム「Believer」の全曲の楽譜と歌詞が収録されています。楽器別楽譜のダウンロード付き。楽譜はアンサンブルでもソロでも演奏できるようになっており、音符として音楽を配布するというクラシックの伝統を受け継いでいます。」[Read More]