僻み、妬み、恨み、肩こり...世の中の嫌なものはこのパーティ・アルバムを聴いて全て消え去る。JJULIUSの第三弾となるこのアルバムは確かにARTHUR RUSSELLのカミングアウトと The FALLのエクストリケイトがブレンドされて水蒸気となったかのような儚さがしっかりとある意味ポスト・パンクとした作品だがそうでないかもしれないとあやふやな状況こそがこのアルバムだと言い残して去っていったパートナーはもう君の元には戻ってこないといった意地悪をどうしても言ってしまう人間らしさも感じるだからこそ傑作だ。
-LTD. TRANSLUCENT BLUE VINYL EDITON- FAT WHITE FAMILYのホーム・レーベルTrashmouthの女ボスMADONNATRON、2019年2ndアルバムが誰も彼女たちに求めていなかったのにキタ。1stアルバム。ツイン・ピークスのバーに絶対にただただいつもいる雰囲気だけでその存在はOKだっただけではなかった、何を突然的センスががっちりアプリも使ってないのに時代とマッチングしてしまったかのごとくのまるでFAT WHITE FAMILYとGOAT GIRLの間を白いのやら茶色いのやらのグラスをからんからんと鳴らしながら行き来してるSIOUXSIE SIOUXもしくはLONG BLONDESかのような、ある意味まさかの会心作。
=BACK IN=-LTD. CLEAR COLORED VINYL + GATEFOLD WITH ALT COVER SLEEVE SPECIAL EDITION- この2010年代の後半に起こっているこのバーニング・ロンドン・シーンに気づいていない人間は本当に不幸であり何故ならば20年後に彼らの多くの人間が「あの伝説の」などとそれを語るからである。その中で100%クラシック・アルバムと崇められることになるレコード、それはボスThe FAT WHITE FAMILYとその直系MEATRAFFLEの元メンバーによるサウス・ロンドンのPHOBOPHOBES、2018年1stアルバム。「我々はもはやThe FAT WHITE FAMILYなのだ」レヴェルの趣きが逆にオリジナリティを放出する、それは過去のパンクやモッズやマッドチェスターやブリットポップやいやいやヒップホップやテクノやさらにソウルやロックンロールにクラシックまで考えるもなく皆同じであり、そしてPHOBOPHOBESはそこにも「カビ食らえ」と塗ったか塗らないかわからない透明度のオリジナルティで上塗りする。我々はこのネオ・ヤンキー・ダウナー・ロックを聴きながら肝臓と腎臓と心臓にドスンとアタックするロックを知る幸せ者なのであった。限定。
L.I.E.S.からソロ作も発表するparrish smithとEYEやHELEN ISLAND、さらにDIAGONALE DES YEUXにLÉO LA NUIT、そしてSANS MERITをリリースするレーベルKnekelhuisのボスMark Knekelhuis=Mark van de MaatによるオランダのデュオVOLITION IMMANENT、8年振りの復活。過去のゴスそしてEBMの過ちを一切無視し時代と共に嘲笑の対象となったその核の部分を全て集めて現代に落としてしまったかのようなベッドルームで無駄に鍛えた腕力と半径2mのフロアとそしてそんなおまえから友も彼女も去った現実それは涙それは鳥肌。しかしそこに残ったのは私と君だけ。つまり世界はこんなに広いがこのレコードを前に感動に満ち溢れて白い目で見られる者のは数少なくしかしそれは大したことでもない。そう、重要なのは...アレ?なんの話をしてたっけ?といったままこのレコードを手にした君がいま生きているという現実である。そして私にはBLADEEとCHANEL BEADSが合体したみたいに聴こえる(ウソ)。